宝積寺

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寺伝によると神亀元(724)年、聖武天皇の勅願により行基菩薩が建立したといわれる古刹です。
寺宝を多く有し、建造物では桃山時代建立の三重搭が重要文化財、本堂及び山門は京都府の登録文化財に指定される。また、美術工芸品では本堂内安置の十一面観音菩薩立像、仁王門の金剛力士像及び収蔵庫に安置される閻魔王と眷族像が重要文化財に指定されています。

特に閻魔王と眷族像は見る者を圧倒する迫力があり必見です。
本堂左横にある小槌宮には大黒天がまつられ、打出と小槌で、参詣者に福徳を授けています。一寸法師の説話も宝積寺から生まれたのかもしれません。
鬼くすべ:悪い鬼を煙でいぶし出して災厄を払う追儺(ついな)式として、毎年4月18日に行われています。儀式の後には餅まきもあり、大勢の参拝者でにぎわいます。