敷地中央北寄りに建つ主屋に、上質なつくりの座敷を備えた西国街道沿いの大形民家です。敷地内には、土蔵造りの内蔵と外蔵、落ち着いた佇まいの離れ及び内門が建ちます。また街道に面して、軒まで漆喰塗り込めとした穀蔵、出格子窓をつけた長屋門、これらと統一的な外観を持つ木小屋と塀が連なり、旧家の屋敷構えを伝えています。